卒業旅行で初めて海外に行く人に捧げるミュンヘン観光記

卒業旅行で訪れたミュンヘンを海外旅行素人の目線から紹介します。

私は大学の卒業旅行で初めて海外旅行に行きました。

旅のガイドブック(地球の歩き方とか)やブログを参考に計画を立てたんですけど、社会人向けだったり、旅慣れている人向けの物が多いんですよね。

そのため、自分が旅行している様子が想像できなくて準備に手間取りました。

どこの観光地が楽しめそうなのか、どのくらいの時間を見積もればいいのかわからなかったのです。

やっぱり参考にするなら同じ境遇の人の体験を知るのが一番ですよね?

そういう訳で私の体験を紹介するので観光地選びの参考にしてください。

ドイツ~イタリア間の移動はTRENITALIA+DB

ベネチアからミュンヘンまで

ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅からStazione Verona Porta Nuova駅まではTRENITALIA(トレニタリア)のFR、そこからMünchen Hbf(ミュンヘン中央駅)まではDB(ドイツ鉄道)のECでした。

全部で7時間くらいの長旅。

始めは車窓を眺めて風景を楽しんでいましたが、途中で田舎道が続くようになり飽きが……

日本から持っていったドイツの観光ガイドを読んだりもしましたが、それにも限界があります。

ネットでマップを確認しようにも電車移動中はWi-Fiの調子が悪く断念。

前もってGoogleMapのデータを携帯本体にダウンロードしておくべきでした。
あ、コンセントはありましたよ。

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列車の乗り方とかを説明しようと思ったんですけど、まとまったページがあったので紹介します。

上のリンクにもありますが、DBのアプリは時刻表(というか遅延情報)がリアルタイムで把握できるので、インストールしておくのがオススメです。

ミュンヘンからローマまで

帰りも行きと同様にFRとECです。

「同じ電車だから余裕だろう」と高をくくっていましたが、フラグだったみたいです。

前もって予約しておいたチケットには「4号車x席」と書いてあるのですが、その4号車がなんと食堂車。

「7時間もかかるのに座席なし??」と焦りました。

とりあえず乗務員さんに尋ねてみると「予備車両である8号車の同じx席に座ってね」とのこと。

結果的に7時間立ちっぱなしは回避できましたが、案内が無かったので不安になりましたね。

困っていそうな人に声をかけてくるのはたいてい悪人です。

自分から積極的に聞きに行きましょう。

ミュンヘンで宿泊した宿

ローマでの宿選び同様に「価格」に重点を置いて選択。

2つの宿に泊まったのですが、どちらもローマよりも快適でした。

まぁ、物価が高いのかちょっと料金は高かったですけどね。

1番のお気に入りかも!Pension Margit

今回の卒業旅行で最長となる3泊した宿です。

かなり居心地が良く、卒業旅行を通して1番良かった宿かもしれません。

まず、立地が良い。

ミュンヘン中央駅から徒歩わずか5分。

チェックインのときも英語がスムーズに通じる。

トイレの水量も問題ないし、シャワーも壁から生えている(動かない)のではなく、ホース式。

おまけに簡易キッチンもついていて、ビアホールで「ちょっと飲み足りないな」ってときに部屋でちょい飲みが可能。

朝食はハム、チーズ、トマト、パン、コーンフレークなどたくさんあるので大満足!!

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ただ、ちょっと高い。

4人3泊で425ユーロなので1人1泊35ユーロ、大体4300円くらいかかりました。

旅行で1番ホテルっぽい(※ホテルです)Hotel Amba

ミュンヘンで最後に宿泊した宿。

この卒業旅行の中で一番ホテルっぽかった。

部屋は広く、駅も近い。

Wi-Fiと朝食が有料なのがネック。

あと、冷蔵庫がなかったので連泊は辛いかも?

4人1泊で80ユーロなので、1人1泊20ユーロ、大体2500円くらいでした。

卒業旅行の宿選びについて

今回の旅で私達が宿泊したのは、Pension MargitとHotel Ambanの2つです。

この2つはどちらもオススメできます。

ですが、他にも選択肢はたくさんあります。

旅を楽しめるように、しっかりと検討してください。

ここで1つアドバイスを。

比較するときは1つのサイトだけでなく、複数のサイトで比較することをオススメします。

広告を掲載するサイトを絞っていることもあるので。

ミュンヘンで行った観光地

ミュンヘンには合計4泊しました。

ですが、シュワンガワやシュトゥットガルトに行くためのハブとして宿泊したので、ミュンヘンの観光はあまりしていません。

ドイツ博物館

ドイツ博物館はドイツのミュンヘンにある技術・科学の国立博物館である。ドイツ国内のみならず、世界でもこの方面の博物館として頂点に立つものとされる。

出典:ドイツ博物館 – Wikipedia

大学で国際学生証を発行してもっていくと学割が使えます。

入場してすぐにロッカーに荷物を預けます。

ここでもボディバックは持ち込み可なので、1つは持っていくことをオススメします。

ドイツ博物館はとても大きくて1日では回りきれません。

入口の案内板で興味のある分野に目星をつけてから回りましょう。

古典的な内容から最新の内容まで、いろいろな分野の展示があって楽しめました。

ここ以外の観光地すべてで宗教が前提知識として必要だったのに、ここでは必要なく自分の持っている知識のお陰でしっかり理解できたからでしょうか。

とくに自分の研究している分野の展示では、全員テンション上がっていました(笑)

ただ、古い展示はドイツ語のみでの説明だったのが残念です。

日本の博物館と比べると体験型の展示が多く、知らない分野でも「とりあえずやってみよう」と興味をもつことができました。

日本もこんな感じに体験型の展示を増やすと理科系の人材増えるのかな……

理系の学生や科学に興味がある人なら興味が尽きない場所だと思います。

レジデンツ

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ミュンヘン・レジデンツ(Münchner Residenz)はミュンヘンの旧市街北部にある、旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮。現在は博物館や劇場として公開されている。

出典:ミュンヘン・レジデンツ – Wikipedia

ミュンヘン中央駅に近いPension Margitから徒歩で移動。

駅からレジデンツに近づくに従い、街の雰囲気がどんどん変わっていきます。

駅近くは日本と似た雰囲気なのに、あっというまに「いかにもヨーロッパ」って感じの古めかしい感じになるんです。

レジデンツでも国際学生証による学割があります。

入館するとすぐに荷物を預けないといけないのですが、ここでもボディバックは持ち込み可能です。

博物館の展示は面白いのですが、やはり宗教や歴史の知識が無いことが足を引っ張ります。

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同じチケットで宝物庫に入れるので、そちらも見学してきました。

宝物庫には王冠や剣などきらびやかなものがたくさん展示されていました。

なかには日本の伊万里焼や柿右衛門も。

背景知識がなくても豪華な見た目で大満足でした。

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なお、館内ではあまりトイレを見つけることができなかったので、見つけたら「今はいいや。後で行こう。」とせず、こまめに行っておくことをオススメします。

まとめ

今回、ミュンヘンまで(から)の交通手段と訪れた宿、観光地を紹介しました。

荷物の持ち込みは不可(ボディバック除く)が多かったです。

なので旅行に1つ、ボディバックを持っていくことをオススメします。

また、国際学生証により割引される施設も多かったです。

これは行く施設次第なので、調べて使えそうなら発行して行きましょう。

個人的にはイタリア(ローマとベネチアしか知らないけど)よりもドイツが好みです。

治安も良いし、宿もちょっと高いけど満足でした。

特に3連泊したPension Margitが良かったのが大きいです。

1日中動き回ってくたくたになった状態で帰り、「パタンキュー」となっても翌日に疲れが残りませんでした。

「宿では寝るだけだから安くてもいい!」と割り切るのもいいですが、疲れが取れないと翌日の行動に差し障ります。

口コミなどを調べ、価格と立地と性能のバランスをしっかりと調整しましょう。

比較するときは、複数のサイトで比較するのがオススメです!

あなたの旅が良いものになることを祈ってます。

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