この記事では卒業旅行でイタリアのローマに行った時の宿、飲食店とその反省を紹介します。
折角の海外旅行、できることなら失敗したくないですよね?
「卒業旅行で初めて海外旅行する人の観光地(イタリア・ローマ編)」で有名な観光地が意外とがっかりスポットだったことを紹介しました。
学生旅行は予算が少なめのため、観光を重視して「宿では寝るだけだから安くてもいい!」と割り切る方も多いのではないでしょうか?
私達の旅行がまさにそうでした。
ただ、安さ最優先にした結果、ハズレを引いた日もあります。
宿を選ぶ際は参考にして、後悔のない旅行にしてください。
宿泊した宿たち
上述したように「宿は寝るだけ、安さメインで!」が私たちの旅の基本方針でした。
だいたい1泊30ユーロ以内を目標にしていました。
Hotel Katty
この宿、「初海外旅行記 1日目 日本出国からローマまで」の最後でも紹介しています。
4人2泊で190ユーロくらいでした。
つまり、1人1泊に換算すると24ユーロくらいですね。
ちなみに朝食付きです。
ホテルで食べるのではなく、徒歩5分くらいの場所にある喫茶店(The Good Fellas)で使える朝食券が渡される形式です。
Hotel Kattyはテルミニ駅から徒歩で20分くらいの立地です。
スーツケースを引きずり、石畳の上を移動するのはしんどかった……
近くの建物に銃をもった兵士の方が警備してました。
本物の銃を持った人のそばを通ると緊張しますね。
Hotel Kattyは古風なエレベーターのある建物の4階にありました。
4階と言っても、日本の1階を0階と呼ぶので実質的には5階に相当します。
エレベーター(発着時の振動がひどい)があって本当に良かったです。
チェックインの時にフロントにいた人は英語を話すことができました。
会話がスムーズに進み、容易にチェックイン!
しかし、これは幸運なだけだったみたいです。
チェックイン後すぐ夕食に行き、戻って来た際にフロント係の方は交代していましたが、交代選手は英語が苦手なようで意思疎通を図るのが不便でした。
トイレ・シャワーは共用ではなく、きちんと部屋ごとに付いています。
しかし、トイレは水量が足りずなかなか流れません。
また、シャワーは壁にくっついていて体を洗いにくいです。
さらにバスルームと客室を隔てる壁に上部がなく、湯気が部屋に流出します。
部屋の乾燥を抑えるということで前向きに考えることもできますが……
「評価できることはWi-Fiが無料である点だけかも」と宿泊したときは思っていました。
ですが、あとになって他の宿と比べると当たりの部類でした。
というのも問題点が水関係だけだったんですよね。
調べてみると、古い街並みを残すため建物があまり改築できないから、設備や水回りがイマイチな場合があるそうなんです。
Stazione Termini Accomodation
ローマで宿泊した2つ目の宿です。
4人2泊で140ユーロくらいでした。
1人1泊に換算すると18ユーロくらいです。
ここはホテルではなく、アパルトメントってやつです。
リビング(兼2名分の寝室)、キッチン、バスルーム、寝室という構成。
テルミニ駅から徒歩で5分くらいの好立地で、しかも安かったです。
「宿は寝るだけ、安さメインで!」というコンセプト的には最適な宿でした。
しかし、旅の中で1番悪い印象をもったのも事実。
気に入らなかった点を列挙します。
- ホテルよりも広いが、小汚い
- キッチンもあるが、小汚い
- バスルームも小汚い
- もちろん水圧は弱い
- しかもバスルームのドアが壊れている
イメージは学校の合宿所です。
宿としての最低限の機能は果たせますが、そこまでです。
立地と価格に性能を全振りした感じでした。
卒業旅行の宿選びについて
今回の旅で私達が宿泊したのは、Hotel KattyとStazione Termini Accomodationの2つです。
この2つでは圧倒的にHotel Kattyがおすすめです。
ですが、他にも選択肢はたくさんあります。
旅を楽しめるように、しっかりと検討してください。
ここで1つアドバイスを。
比較するときは1つのサイトだけでなく、複数のサイトで比較することをオススメします。
広告を掲載するサイトを絞っていることもあるので。
飲食店
次は飲食店です!
正直、値段を覚えていない店が多いです。
それでも、貧乏旅行だったので1人あたり20ユーロを超えてはいなかったと思います。
出国前に「ここは行こう!」と目星を付けていたもの、近場で適当に見つけたもの、キャッチに引っかかったもの、いろいろありますが宿と違ってハズレはありませんでした。
ローマの飲食店はハズレが無いのかもしれませんね。
The Good Fellas
Hotel Kattyと提携しており、ここで2回朝食をとりました。
カフェとバーが合体したようなオシャレなお店です。
店内(トイレ含む)も清潔でした。
ホテルの朝食券と引き換えにパンと飲み物が注文できます。
飲み物はコーヒー(カフェラテ・カプチーノ・エスプレッソ)、オレンジジュース、パイナップルジュースから選択できます。
ちなみにパンはランダムでした。
どれも美味しく、ホテルのおまけとしては十分です。
店員さんは英語が若干苦手そうでしたが、そうは言っても私達と同レベルだったので意思疎通はなんとかなりました。
Ristorante pizzeria AL 39
Hotel Kattyの横にある料理屋さんで、晩御飯に使いました。
パスタとピザとワインを食べましたが美味しかったです。
また、日本語がちょっとわかる店員さんがたまたま居たので注文が楽でした。
Antico caffe castellino
「卒業旅行で初めて海外旅行する人の観光地(イタリア・ローマ編)」で書いたようにトレビの泉からコロッセオまで徒歩で移動しました。
お店を探しながら移動したのですが、大人数のため入店できる店がなかなかありません。
そんな中、道端で「昼ごはん探してる?うちの店においでよ!」と声をかけられて入店。
「怪しくないかな?ぼったくられないかな?」とも思いましたが、「真っ昼間の大通り沿いだから大丈夫だろう」と考えました。
結果は大勝利。
店は明るくて綺麗だし、美味しいしでキャッチに乗って正解でした。
昼間から飲むワインはサイコーでしたね。
La Carbonara
サンタ・マリア・マッジョーレ教会に行く前の腹ごなしに行ったお店。
その名の通り、パスタのお店です。
日本でも有名なようで、同期の「行きたい!」という意見に押されて来訪。
開店時間よりもちょっと前に行ったにも関わらず、列ができていました。
なんとか入店して注文。
「店名にするほどだから、よほど自信があるのだろう」と考え、カルボナーラを選択します。
安かったというのもありますが(笑)
カリカリのベーコン、クリームがとても美味しかったです。
同行者は他のメニューを頼んでいましたが、それも美味しそうでした。
ちなみにお店の人は英語が話せました。
Gelateria Giolitti
日本でも有名なジェラート屋さん。
こちらも同期の強い希望で来訪。
激混みでした。
でも安くて量も多く、しかも美味しいので大満足!
注文の仕方を間違えて時間を無駄にしたのでシェアします。
簡単に言うと「お金の支払い」と「ほしいフレーバーの注文」の場所が違うんです。
まず、入口に近いレジ(1)でサイズを決めてお金を払って、レシートを受け取ります。
その後、奥にあるジェラートのショーケース(2)の前で味を注文します。
このときレシートがないと追い返されて、時間を無駄にします。
写真からわかるようにショーケース前はとても混雑しています。
気が引けますが、前に出ないと他の人に負けて全然注文できません。
私も頑張ってピスタチオを注文しました。
繰り返しになりますが、やっぱりピスタチオがオススメですよ!!
Il Gelato di San Crispino
こちらも日本で有名なジェラート屋さん。
同期の強い希望で(以下略)
トレビの泉の近くにありますが、ちょっとわかりづらい場所にあります。
Giolittiと違い混雑はしておらず、入店と同時に注文可能でした。
店名と同じサンクリスピーノを注文。
なんでも秘伝のレシピだとか。
「どんな味かなー」とドキドキしながら食べました。
はちみつとバニラの優しい味で美味しかったです。
あと、店員さんが微妙に日本語を話せて面白かったのが印象的でした。
まとめ
今回、私がローマで訪れた宿、飲食店を紹介しました。
飲食店はハズレに当たらなかったので、ぶっちゃけ行き当たりばったりでも大丈夫だと思います。
ですが、宿については後悔もありました。
「宿では寝るだけだから安くてもいい!」と割り切るのもいいですが、疲れが取れないと翌日の行動に差し障ります。
口コミなどを調べ、価格とリッチと性能のバランスをしっかりと調整しましょう。
比較するときは、複数のサイトで比較するのがオススメ!
あなたの旅が良いものになることを祈ってます。
観光地を探している方はこちらをどうぞ。
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