こんにちは。ミドノン(@LearnMidonon)です。。
2017年の4月に働き始めて以来(実際はもっと前から)、ずっと投資に興味はありましたが「生活防衛費がたまってから…」と先送りにしてきました。
そして、年末くらいにようやく貯まったので2018年、ずっと興味をもっていた投資をスタートします。
2018/8/1追記
元々は「生活防衛費は3ヵ月で十分」としていましたが、転向しました。
転向後の目標金額は生活費2年分です。
奨学金を含めた生活費が14万円/月なので336万円とかなり先です。
ただ、「生活防衛費が貯まるまで貯金に全振り」は機会損失が大きそうなので、iDeCo、つみたてNISA、持株会の範囲でのみOKとしてます。
自分なりに方針をしっかり決めず、いろいろな手法にフラフラと手を出すと失敗すると聞いたので、自分の頭を整理する意味でも投資方針を記事にします。
どのような手順で考えたか
来年以降も投資を続けることを考えると、内容それ自体だけでなく「どのような手順・価値観で投資方針を立てたか」ということを記録したおくのを大切だと思います。
2018年の計画についてはほったらかし投資術とお金は寝かせて増やしなさいを参考にしました。
それぞれのレビューも書いてます。
ほったらかし投資術で紹介されていた手順におおよそ沿って考えました。
個人がお金を運用する正しい手順
- 家計の状態を把握する
- 資産配分(アセットアロケーション)を決める
- アセットクラスごとにベストな商品を選ぶ
- 商品を売買する金融機関を決める
- DC(確定拠出年金)、NISA(少額投資非課税制度)を最大限に利用する
- モニタリングとメンテナンス
引用:全面改訂 ほったらかし投資術
家計の状態を把握する
「家計の状態の把握」というとかっこいいですが、やったのは家計簿とMoneyTreeの確認だけです。
家計簿では次のことを確認しました。
- 収入>支出になっていること
- 何にいくら使っているか(ざっくり)
また、MoneyTreeでは現在の銀行口座残高(≒生活防衛費)の確認をしました。
就職してしばらくしてからメイン口座を変更したので、複数の口座情報をまとめて見ることができるMoneyTreeを用いることで、銀行の純正サービスよりも総資産の推移を容易に把握することができました。
その結果、1年間で60万は貯蓄できることがわかりました。
お金は寝かせてで学んだ「1年間で貯蓄できる金額」を「リスク許容度」とする考え方より、1年間で許容できる最大損失は60万円としました。
資産配分(アセットアロケーション)を決める
アセットアロケーションとかポートフォリオは、使い方が人によって違うので混乱しますよね。
正確な定義はしりませんが、私は次のように使います。
- アセットアロケーション=「リスク資産」「外国債券」「国内株式」などのクラス(属性)
- ポートフォリオ=「AAAインデックスファンド」「個人向け国債」のように具体的な商品
言葉を決めたところで本題に入ります。
アセットアロケーション(資産配分)はリスク資産100%。債券や現金のような非リスク資産は0%でいきます。
元々は(120-年齢)=120-25=95%をリスク資産、残り5%を非リスク資産にしようと考えていました。
ただ、投資予定額が55万と小さいので……(この金額になったわけは後ほど)
金額が積み上がってきたり、年齢が上がったら考え直します。
ちなみに非リスク資産としては債券ではなく、現金(貯金)を使うつもりでした。
これもほったらかし投資術やお金は寝かせてに書いてあったことを参考にしています。
金利が低いうちは株式と債券の逆相関が弱く、国債の金利が2%を超えるまでは国債を使わずに現金で十分とのことでした。
そのため、ポートフォリオを見直して、非リスク資産を含めることになった時の状況によって、次のようにします。
- 国債の金利が2%を超える→国債
- 国債の金利が2%を超えない→現金(貯金)
次にリスク資産の資産配分は世界各国の株式時価総額と同じ比率で資産配分を作る「全世界分散ポートフォリオ」を目標にして日本国株式:先進国株式:新興国株式=1:8:1とします。
これはお金は寝かせてを参考にしました。
アセットクラスごとにベストな商品を選ぶ
「手数料は確定されたマイナスのリターン」という考え方にもとづき「出来る限り手数料の安いものに投資するぞ!」と考えていました。
ですが、手数料が最安のファンドだと「純資産が小さすぎて繰上償還になりそう…」ってケースもあるんです。
どれだけの純資産があれば大丈夫かってのも難しいので、「業界最低水準を目指し続ける」という方針を掲げるeMAXIS Slimシリーズに投資することに決定。
くわしくは後述するけどiDeCoではeMAXISの扱いがなかったので、先進国株式に投資するDCニッセイ外国株式インデックスを選びました。
商品を売買する金融機関を決める
つみたてNISA、iDeCoともにSBIで口座を持っていたので、そのまま。
ただ、最近楽天経済圏に巻き込まれつつあるので、楽天証券にすればよかったかも?
DC・NISAを最大限に利用する
ここですね。
私の場合は企業型DCではなくて、iDeCoですが。
実はこれらの要請で投資額が決まりました。
つまり、1年間でiDeCoが1万2000円×12ヶ月、積立NISAが40万円の合計で54万4000円。
リスク許容度は60万円なので問題なし。
目標とするアセットアロケーションは日本国株式:先進国株式:新興国株式=1:8:1です。
金額にすると日本国株式:先進国株式:新興国株式=5万4400:43万5200:5万4400となる。
これを目指して配分しました。
まず、iDeCoは全額、先進国株式(DCニッセイ外国株式インデックス)としました。
iDeCoの合計額が14万4000円だから、43万5200-14万4000=29万8200より、つみたてNISAでは先進国株式に29万8200円を1年間で投資すれば良い。
また、つみたてNISAの積立方法ですが、お金は寝かせてにあったように月々3万円を積立て、年2回のボーナス時にそれぞれ2万円の上乗せという設定にしました。
ここで29万8200円と5万4400円の比率をとると1:5.353:1すなわち14%:72%:14%である。
あとはその比率にしたがって、SBI証券のつみたてNISA設定ページに入力するだけ。
それぞれの投資金額をまとめます。
モニタリングとメンテナンス
本来であれば年に1回のリバランスのみで良いのですが、ブログのネタに困るので月1回で損益を確認します(モニタリング)
そして、年に1回はメンテナンスとのことなので誕生日付近(10月)に日本国株式:先進国株式:新興国株式=1:8:1の割合になるようにリバランス(メンテナンス)します。
このとき、できる限り売却はせず、割合が少なくなっているファンドを追加購入することでリバランスする「ノーセルリバランス」を目指します(資金源はボーナスを想定)
まとめ
2018年の投資計画でした。
非課税(正確には税の繰り延べ)制度であるiDeCoとつみたてNISAの範囲内での投資です。
この計画にそって投資していきます。
需要があればブログで報告するかも。
ちなみに持株会もやっているのですが、こちらは投資成績にはいれません。
つまり、家計簿の支出としてのカウントはしますが、資産にはカウントしていません。
「単位株になったら売り払って、追加の投資資金にしようかな?」と考えています。
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