【財形貯蓄・共済年金】飛びつくのはちょっと待って!!福利厚生にはハズレもあるって話

f:id:midonon:20180403231600p:plain

あなたは福利厚生を使いこなしていますか?

「知ったからには、使い倒さなきゃ損!」と微妙な商品に飛びつきそうになった話です。

就活時に福利厚生はノーマーク

あなたは就活のとき、「福利厚生」を気にしていましたか?

私は「家賃補助」「独身寮」しかチェックしていませんでした。

 

それよりも「給与」とか「年間休日」などの方が気になったんだもん。

だから入社するまで、弊社の福利厚生についての知識がありませんでした。

 

そして入社後の新入社員研修で、数々の福利厚生制度があることを知ります。

「知ったからには、使い倒さなきゃ損!」とばかりに、いろいろ手を出そうとしました。

 

でも、「実際に使えるもの」って少ないんですよね。

「住宅資金融資制度」みたいに「対象じゃないから使えない」もの、「財形貯蓄」のように「メリットの薄いもの」のどちらもあります。

財形貯蓄は融資の担保になったり、利子が非課税になったりするけど微妙なんですよね。

給料から天引き貯蓄するには便利だけど。

 

そんなわけで実際に使っているのは「従業員持株会」と「独身寮」くらいです。

(社会保険のように自分の意志に関係ないものは除く)

 新たな福利厚生?

ある日「福利厚生についてのお知らせ」と書かれた封筒が私のもとに届きました。

中身は「共済年金加入のお知らせ」

なんでも「社員の財産形成」のための制度で、1年に1回しか申し込みの機会がないらしい。(ちなみに持株会も、1年に1回しか申し込みのチャンスがない)

 

iDeCoやつみたてNISA、持株会で割とギリギリだけど、「使い倒さなきゃ損!」と調べました。

そもそも「共済年金」ってどういう制度?

とりあえず「共済年金」でググってみる。

ググって出てきた記事を読んで「ん?」となりました。

公的年金には、国民年金、厚生年金、共済年金の3つがあります。2015年10月1日、公務員が加入している共済年金は廃止され、会社員が加入している厚生年金に一元化されました。

共済年金が廃止。公務員パパの年金は、どうなる? | 家計の時間

「廃止されてる?そもそも、公務員が加入???」

配布されたパンフレットを読むと「在職中に保険料を払込、一定期間の保障と年金または一時金が受け取れる」とのこと。

「保障」って書いてある時点で、嫌な予感がしますよね。

 

その予感が当たりました。

しっかりと読み込むと、拠出型企業年金保険+医療保険でした。 

「共済」って言葉はどこから出てきたんですかね??

医療保険は、もうお腹いっぱいで十分です。

「拠出型企業年金保険」ってのは、初めて聞いたので調べてみましたが、こちらも「別にいらないな」って感じです。

どの程度のリターンが望めるのか?

この時点で「拠出型企業年金保険」に入る気はないものの、どの程度のリターンなのかは気になります。

パンフレットにモデルケースが載っていました。

 

載っていたのは、毎月1万円+ボーナス1万×2の年間14万のケース。

25歳から60歳の35年間では490万円支払う(積み立てる)ことになります。

490万円と35年の年月の対価として、580万円を受け取れるとのこと。

利息は90万円なので、下のようになります。

  • 年利:0.96% 
  • 単純利回り:0.52% (受取利息÷支払総額÷35年)
  • 返戻率:118.36% (受取総額÷支払総額)

申し込むか否か

申し込みません!!

最後に

「折角の福利厚生、使い倒さなきゃ損!」と微妙な商品に飛びつきそうになった話でした。

「独身寮」は支出の抑制にめっちゃ役立ってます。

 

生命保険・がん保険のときも、しっかりと吟味すれば良かったな……

コメント