こんにちは。ミドノンです。
僻地工場勤務のためスーツを着る機会がとても少ないです。
具体的には講習会や出張など限られた機会で、年に数回くらい。
そのため、成人式時に作ったスーツと就活時に作ったリクルートスーツの2着で頑張ってきました。
ですが、今年で入社3年目の26才。
成人式スーツは経年劣化で表面が毛羽立ち、リクルートスーツは雰囲気的にキツくなってきました。
そんなわけでスーツ新調を決断。
「せっかくなら……」とオーダースーツ(イージーオーダー)にしてみたので、記事にします!
パターンオーダーとイージーオーダーの違いは体型補正できるか否か
オーダースーツと一口に言っても「パターンオーダー」「イージーオーダー」など色々あります。
いまいち違いがわかってないのですが、次のような違いがあるっぽいです。
- パターンオーダー→決められたパターンの中から着丈や裾丈を調整する(低価格オーダースーツ)
- イージーオーダー→一人ひとりに合わせたパターンからつくる
以前にオーダーシャツを作ったこともあり、オーダースーツSADAで作ることにしました。
ちなみにオーダースーツSADAはイージーオーダーで、上がり肩や猫背、出尻などにも対応可能です。
生地選び
オーダースーツSADAではたくさんの生地を扱っています。
一番安いのは「ウール60%/ポリ40%のお試し生地」(19800円)ですが、ウール100%で作りたかったので39800円の生地をチョイス。
もっと高い高級生地もあったのですが、審美眼のない私には違いがわからなかったです。
また、「黒以外」のスーツが良かったのでネイビー生地にしました。
黒のスーツはたくさん持っていますからね。
ネイビーとは言いつつ、明るすぎて目立つのは嫌だったのでダークネイビーですが。
採寸
肩幅、腕の長さ、足の長さ、ウエスト、首回りなどなどいろいろな場所のサイズを測ってもらいました。
以前にオーダーシャツを作った時よりも測定箇所が多かったです。
そして、測定したサイズを参考にゲージ服を着て微調整。
色々なサイズのゲージ服を着たのですが、「肩幅は合っているけど胸がガバガバ」「ウエストはちょうどいいのに袖は寸足らず」など散々な状態。
体の各部分でサイズ感が合ってないんですよね、もやしと言うかマッチ棒みたいな体型なので。
イージーオーダーの良いところは各部を自分に合わせて調整できるところ。
吊るしのスーツから「自分にぴったり」を探すのはだいぶ労力が掛かりそうですからね。
基本とオプション
オプションとして色々追加しました。
- 裏地をポリエチレンからキュプラに
- ボタンをプラスチックから水牛に
- 股ずれ補強
- 折り目が消えにくい加工
- ベストを追加してスリーピースに
このうち、「ベストの背中素材をどうするか」にかなり迷いました。
どう迷ったかと言うと、「スーツと共地にする」か「ジャケットの裏地にする」かってこと。
基本的にはジャケットの裏地と同じ素材にするのが普通です。
でも、ジャケットを脱いでベストのみになった際のことを考えて迷ったんです。
背中だけ異素材の服って変な感じがしませんか?
まぁ最終的には店員さんに「どっちがいいですかね?」と相談して裏地のキュプラにしたんですけど。
完成品
こんな感じに詳細を決め、支払いをして退店。
入店から大体1時間くらい。
物を買うために相談した時間としては過去最長です。
そして1ヶ月半が経過したら、スリーピース一式が完成しました。
着てみるとこんな感じです。
今まで着ていたスーツよりも胸回り、腰回りがきちんとフィットしている感じがします。
イージーオーダーでスリーピースを揃えた感想と使った金額
スリーピース一式(ジャケット・ベスト・スラックス)で5万円くらいでした。
内訳はこんな感じ。
- 基本料(生地代)→39800円
- 水牛ボタン→3000円
- 裏地キュプラ→3000円
- ベスト→9000円
- シック加工(股の補強)→1000円
- PP加工(パンツの折り目)→1000円
キャンペーン期間中だったおかげでオプションが全て無料となり、本来5万6800円→4万8800円に。(税込5万2704円)
ちょぴりお得な気分です。 それでも高価ですが。
知っての通り、私服通勤→作業着仕事なのでスーツの着用機会は少ないです。
スーツを着るのは本社に行ったり、出張するときくらいです。
なので、痛むのは遅いと思うので、ずっと着られるように体型維持したいですね。
まとめ
オーダスーツをオーダースーツSADAで作った時の記録でした。
一言でまとめると「オーダースーツはいいぞ」ってことです。
いや、標準体型にぴったりハマっている人は吊るしの方がいいんでしょうけど。
「既製品ではサイズがなかなか合わない……」という方は是非試してください。
私はウール100%にしたり、水牛ボタンにしたり、裏地をキュプラにしたり、ベストを追加したりと好き勝手したため5万円ちょっとかかってしまいました。
しかし、最安ケースでは19800円と既製品とほぼ同じ値段で身体にあったスーツを作ることができます。(むしろ、吊るしよりも安いかも)
興味が出た方はぜひ、店舗を訪れてみてください。
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