あなたが最も使うファイル形式はなんですか?
ワード?エクセル?パワポ?
いろいろありますよね。
私はエクセルを使うことが多いです。
ですが、最終的にはPDFの形で提出することになっています。
同じような人も多いのでは?
ところがこのPDFという形式、地味に厄介者です。
今回、そんなPDFをいじるのに便利なソフト・PDFelement 6 ProのWindows版を株式会社ワンダーシェアーソフトウェア様に提供して頂いたのでレビューします。
日常業務におけるPDFの使い方
日常業務ではエクセルばかり使っています。
その理由は次の2つ。
- 主業務が計算すること
- 提出書類のフォーマットがネ申エクセルで作成されている
「ネ申エクセルに思うところがない」というと嘘になりますが、本題ではないので省きます。
「エクセルばかり使うのに、提出がPDF」は次のようなフローです。
- エクセルで資料をつくる
- 上司に見せる
- ダメ出しを食らう
- エクセルファイルを修正する
- 上司にOKされる
- エクセルファイルをPDF化する
- PDFを他部署に送信する
6と7の間で日付ミスやCONFIDENTIAL表示の入れ忘れに気づいた場合、PDFファイルは直接編集できないので、元のエクセルファイルを編集→再PDF化する必要があります。
ミスる自分が悪いのですが、正直めんどくさい……
PDFelement 6Proで何ができるのか?
- PDFを直接編集可能——PDF内のテキストやオブジェクトを簡単に編集、調整、追加、削除
- スキャンされたPDFファイルも、OCR処理の後に編集可能
- 18種類のファイル形式に対応、レイアウトと書式を崩さない、無料ソフトにはできない高度のPDF変換、作成機能
- PDF編集、変換以外にも機能満載。
- 注釈付け、フォーム作成、サイズ最適化、安全保護などの機能を備える、ALL-IN-ONEのPDFソフト
特徴は上記の通りですが、その中でも気になる3つを紹介します!
PDFが編集可能
PDFelement 6 ProならPDFへの変換後にミスに気づいても大丈夫!!
なぜならPDFファイルを直接編集できるから!
たとえばエクセルを使って書類を作ったとします。
そして上司の許可をもらってエクセル→PDF化。
このタイミングで「あ、CONFIDENTIALの記載忘れた!!」と気づいたとしましょう。
普通ならエクセルファイルを修正しなければいけません……
ですが、PDFelement 6 Proを使うと直接修正できます!!
PDFファイルを読みこんだら、「編集」タブを開きます。
そして「テキスト追加」をクリック!
あとはOfficeソフトのテキストボックスと同様に操作できます。
しかもテキストの追記だけではなく、書き換えまで……
先ほどまで「5月」と間違えていたのを「6月」に修正できました!
これでうっかりミスも怖くない(笑)
PDFから他の形式へ変換できる
- 他者から来た書類がPDFなせいで、数字・文字を手打ちすることに時間を取られる
- PDF化する前の元データが貰えれば一瞬なのに……
そう思うことありませんか?
私はしょっちゅう思っています。
先ほどの業務フローでは他部署にPDFを送っていましたよね。
送る書類がPDF=受け取る書類もPDFなのは自明……
そう、私が受け取る書類も同様にPDFなのです。
そんなときPDFelement 6 Proなら、PDFファイルを他の形式へと変換できます。
対応しているフォーマットは以下のように豊富です。
- PDF/A
- Word(.docx/ .doc)
- Excel(.xlsx/ .xls)
- Powerpoint(.ppt/ .pptx)
- JPG
- PNG
- GIF
- TIFF
- テキスト(.txt)
- EPUB(.epub)
OCR(光学文字認識)で夢が広がる
ぶっちゃけ、この機能に一番可能性を感じています。
具体的には昔の図面のデジタル化。
仕事をする上で「昔の仕様」を参照するため、昔の図面を見ることが多いです。
ただ、「昔の図面」って「紙媒体」or「紙媒体をスキャンしただけのPDF」なんですよね……
そう、「Ctrl+F」による検索ができないんですよ!!!
効率が悪いったらありゃしない。
そんな訳でOCR化には夢を感じています。
まぁ、以下の3つの理由でこの夢が現実になることはありませんが……
- 会社の図面は持ち出し禁止
- 自前のPCの使用禁止
- 「そんなソフトを使わずに目視+紙で作業しろ」という上司指示
最後に
今回はPDFelement 6 Proの紹介をしました。
- すぐ使えそうなのが「PDFの直接編集機能でミスをカバー」
- 夢があるのが「OCR機能を使って昔の図面のデジタル化」
このように仕事で使いたいけど、おそらく無理です……
昔ながらの石頭企業に勤められている方ならお分かりでしょうが、勝手にソフトウェアをインストールすることができません。
また、新しいソフトウェアを導入することも難しいです。
「セキュリティと安定性のため」と言われていますが、予算不足な気がします……
次のような人は、ぜひPDFelement 6 Proを使ってみてください!
- プライベートのパソコンで仕事している人
- 会社バソコンに自由にソフトをインストールできる人
無料で使える試用版もあります!
ただし、次のような制限がかかります。
- OCRでの自動認識機能でファイルの保存が行えない(読み込みはできる)
- バッチ処理による複数ファイルの一括処理が最大2ファイルまで
OCRで保存できないのは不便ですが、PDFの編集(=CONFIDENTIALの追記とか日付の修正)はできます。
使い勝手やOCR精度の確認も兼ねて、とりあえず試してみてはいかがでしょうか。
そして「きちんと使おう」となったら製品版を購入してください。
ちなみに価格は次のようになっており、ぶっちゃけ永久ライセンスが正解だと思っています。
- 年間更新ライセンス ¥8,280
- 永久ライセンス ¥9,980
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