こんにちは。ミドノンです。
私には借金が360万円ほどあります。
まぁ奨学金なんですけど。
貸与の申請をしたのは、お金についての知識が薄い高校生の時。
大学在学中は口座に振り込まれますが「返済」について意識することは少ないでしょう。
いざ社会人になってみると返済は口座振替のため、日常生活で意識することはありません。
- 奨学金を借りようと思っている高校生
- 子供に奨学金を借りさせようとしている親御さん
- 奨学金を借りている大学生
- 奨学金を返済している社会人
の方は私と一緒に考えてみませんか??
ボディブローのように効いてくる
冒頭に書いたように私には360万円の借金(奨学金)があります。
ここでいう「奨学金」は日本学生支援機構の奨学金です。
家計簿記事で書いているように毎月22,350円ずつ返済しています。
申し込み時、貸与を受けている間は「返済」について考えていませんでした。
正確には「月々2万円強の返済」がどれだけの負担になるのか、実感がわきませんでした。
いざ返済が始まると、収入の10%強くらいで「無理じゃないけど地味に痛い」って感じです。
親に学費を出してもらっていた同期を見て「コレがなければ…」と感じたことがない、とは言えません。
奨学金のおかげで大学に行けたので、ありがたいと思ってますし、全額免除・半額免除が通らなかった自分が悪いんですけどね。
借りていた金額・期間
- 学部の4年間で240万円
- 大学院の2年間で120万円
合計6年間で360万円の奨学金貸与を受けました。
このうち学部分については有利子の第二種で0.63%の利率固定方式となっています。
ちなみに、この360万円の使い道は全額学費です。
「国立大学に実家から自転車通学」という、恐らくコスト最小ケースだったため、これだけの金額で収まりました。
私立とか一人暮らしをしていたら、いくら必要になったことやら…
いつまで返済するのか
学部分の240万円は180回、大学院分の120万円は144回払いの予定です。
回数で言ってもわかりにくので、年齢で表しましょう。
25才から返済を始め、36才で大学院分の返済が終わります。そして、39才でようやく学部分の返済が終わります。
つまり、40歳近くまで奨学金と付き合うわけです。
奨学金に限らず借金の話に登場するのが「繰り上げ返済」です。
今のところ繰り上げ返済をするつもりはありません。
確かに繰り上げ返済をすることで利息分の支払いが少なくなります。
繰り上げ返済に手数料は不要ですので、学部分に関してはやる価値があるかもしれません。
ちなみに私のケースだと、計画通り40才近くまでズルズル返済を続けた場合の利息は10万円程度です。
確かに10万円の節約は大きいです。
ですが、ここで数百万円のキャッシュを失い、その結果カーローンのような高利率の借金をしては元も子もありません。
そのため、現在のところ繰り上げ返済をする予定はありません。
今回のまとめ
今回は奨学金について考えてみたって話でした。
- 大学6年間で360万円借りた
- 2万円強/月の返済が40歳くらいまで続く
- 繰り上げ返済はしない予定
繰り上げ返済をする・しないは個人の好みがあると思います。
実際、「借金があると気持ち悪い」と言ってボーナスが出るたび、ガンガン繰り上げて3年間で完済した友人もいます。
個人の価値観の違いですね。
コメント
私も奨学金を借りていたので、
ボディブローのように効いてくるお気持ちは非常によくわかります。
特に給料の少ない新入社員の頃はきつかったですね。
でも奨学金を借りられなければ大学院にも行けず、今の仕事にも就けなかったでしょうから、正に投資だったと思います。
私も金利の低さを理由に途中まで繰上返済しなかったのですが、妻との話し合いの結果、繰上返済しました。
投資で金利を上回る利回りを得るのも一つの手ですが、
確実なコストである借金の返済もアリだと思います。
何より借金が無くなってスッキリしました。